Road to The Champion 最終話

by ηφβμ on 2013/05/24, 00:00


はいあがろう



「負けたことがある」というのが



いつか大きな財産になる



― 堂本五郎(スラムダンクより)















終わってみれば何ということはない。



斧研Propulsions 研究室対抗野球大会を制覇 し、


優勝賞金 45,000 円 を手に入れた。(賞金はあとでスタッフが美味しくいただきました)




実際には、決勝戦は行われず、

決勝トーナメントを不戦勝で勝ち上がった北條研と賞金を分け合ったが、

戦えばもちろん勝っていた。ただそれをしなかっただけのことだ。












ただただ、嘆かわしいのは、桂移転に伴い、


野球大会がなくなってしまった ことだ。









斧研Propulsions


当初の目標である「連覇」の夢 は、


完全に断たれた ことになる。










その代わりに、 フットサル大会 が開催されることになったが、


初戦の相手は、助っ人を従え、


全メンバー経験者という何とも卑怯な手段


Propulsions FC から勝ち点3を奪った。











こんなフットサル大会は、

研究室の親睦を深めるという目的に

かなっているのだろうか?




身一つで正々堂々と勝負できないようでは、

科学者として失格であろう。





野球大会の復活を望むばかりである。




























そんなある日のこと。














フットサルにも参加できず、


3週連続ゼミ発表という苦行 を乗り越えた ηφβμ の元に


一通のメールが届く。



































ざわ・・・




















「稲室研のOB野球に


参加しませんか?」








!!?













何と毎年恒例となっているらしい 稲室研のOB野球 に、


OBでもなんでもないηφβμ が招待されたのだ!







残念なことに試合当日、ηφβμ


AX先生との湘南アバンチュール


を決め込んでいたため、参加できないッッ


湘南アバンチュールについてはこちら








な、なんてこった。


千載一遇のチャンスをこうも簡単に逃すとは、


科学者として失格である。
















滝のように流れる涙をぬぐうこともなく、

防水ケータイでお断りのお返事をすると、

こんな返事が、



































ざわ・・・



ざわ・・・

















「今年は野球大会がなくなって、


野球をする機会がほとんどなくなってしまいました。


もしよかったら、練習試合でもしませんか?」















流石は 稲室研Butterflies


Propulsions 気持ちは同じ らしい。











もちろんだ!



かかってきやがれ!!





























というわけで、





































ηφβμは、白球を再び


バックスクリーンに叩きこむことができるのか?



冥王イナムロンが率いる


Butterfliesとの最後の戦いは?



旅の仲間はもう一度めぐり会えるのか?



愛と友情と裏切り、失われるmとk寄贈ボール



壮大な試合が終わる時、


世界は推進研野球史上最大の感動でひとつになる









Road to The Champion スピンオフ作品



“The Return of




the Champion”





Coming soon…





4 Comments

アマ, the spell-checker
5月 25, 2013 at 10:51

捨てる神あれば拾う神あり。続編楽しみにしてます。

あと、最後の方のスライド…じゃなくて段落…の「Butterfies」、スペルミスです。


 
ηφβμ
5月 25, 2013 at 11:48

地球の裏側から!
ありがとうございまする~=^w^=


 
真逆
5月 28, 2013 at 21:36

何よりも3週連続発表に笑ってしまった。 痛み入ります笑
俺の被大リーグボール1号を超える展開に期待。


 
mとk
6月 15, 2013 at 17:58

ボール大事にしてくれ~


 

© Students of the Propulsion Engineering Laboratory, Kyoto University.