研究室対抗野球大会2011/2011.10.27 vs 田畑研 ハイライト

京大推進研

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「ヌルいで、兄サン。


  手が来とるときは、がべらんかい」

                                                 『アカギ』より 浦部、ニセアカギ戦での一言






待ちに待った、研究室対抗野球大会予選リーグ第3戦


前の試合から待つこと 4ヶ月 。ついにこの日がやって来ました。



あまりに楽しみすぎて、松岡さんが試合開始1時間半前から


「もう行かな間に合わへん」


と騒ぎ出す始末。

(騒ぐわりには何とかいうクソゲーをずっとやっていた)



晴天にも恵まれ、絶好の野球日和。

やる気満々の プロパルジョンズ は、 相手がまだ一人も来ていないのに全員集合 という、

逆宮本武蔵戦法で、今日の対戦相手、田畑研を迎え撃ちました。



状況的には、


プロパルジョンズ2勝(得失点差+8点)

田畑研2敗(得失点差ー18点)


ということで、勝敗はやる前に見え見え。





先に言っときます。






ボロ勝ちしました。






という訳でハイライトを書くわけですが、


攻撃があまりに長いので、サクサク進めたいと思います。



試合前のジャンケンで中崎が負け、先攻を奪われ、後攻に。


今日の先発は 松岡さん


週に3回はブルペン(という名の空き地)で投げ込みを行い、満を持しての先発です。



しかし、





ガシャーン!!





あまりの緊張にボールはすっぽ抜け、キャッチャーの横江さんも取れず、後ろのフェンスを直撃。


それでも、バックの声援( というよりヤジ。主に、志水、中崎による )に助けられつつ、先頭打者を三振に打ち取ります。


その後は、2つの六球を出しナインに不安感を与えるも、なんとか相手打者を打ち取り、初回を0点で切り抜けます。



その裏、ヨレヨレの松岡さんを助けようと、打線が奮起します。

(ちなみに、川那辺さんのドタキャンにより8人しかいないので、打順は8番までです。)


1番横江さん、2番阪本くんが六球を選び、いきなり無死一二塁。


迎えるは、3番 志水さん




 シミズ:「まぁ、見とけ。俺がスタンドに放り込んだるわ」




というのも、今日のグラウンドは、ライトフェンスが異常に近く、


左打者(主に、志水、中崎)はホームランしか狙っていませんでした。



そして、





ボカーン!!





高々と打ち上げた打球は、飛距離十数メートルのピッチャーフライ。


志水さんはすごすごとベンチに退きます。




 ナカザキ:「まったく、ダメですねー志水さんは。まぁ、僕のバッティングでも見て勉強してくださいよ」




続く 中崎 も大口を叩き、打席へ。





ボカーン!!





高々と打ち上げた打球は、飛距離数十メートルのライト前ポテンヒット。




「ダメだ。こいつら・・・」




ナインの冷めた視線を受けつつも、なんとか繋ぎ、一死満塁。


打席には、5番 松岡さん




 マツオカ:「チッ。あんな奴らに期待した俺が間違いだった。俺が決めてやる!!」





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・





弱気な松岡さんはキッチリ六球を選び 、押し出し。


横江さんが先制のホームを踏みます。


続く打席には、6番 野内くん




 ノウチ:「ホンマにしょうもない先輩たちやで。俺の居合道を見せつけてやる」




ちなみに試合前、バットらしき細長い袋を持って現れた野内くん。


 ヨコエ:「何それ。バット??」


 ノウチ:「刀です」


う~ん。ひと味違うぜ。



打席でも、相手投手のスローボールを一閃。


あわやホームランか という打球でしたが、フェンス際でライトにボールを叩き落とされ、ただのヒットに。


それでも、サードランナー阪本くんが2点目のホームを踏みます。



その後、


7番福島くんのサード弱襲ヒット、8番森くんのレフト前ヒット、横江さんの押し出しでそれぞれ1点ずつ、


志水さん、中崎のタイムリーで2点ずつを追加し、 計9点 を先制します。



大量点をもらい、少し落ち着いた松岡さん。


2回、先頭打者に今日初めてのヒットを浴びるも、


後続を難なく打ち取り、2回も0点に抑えます。




そして、2回裏。この男が本領を発揮します。


二死一塁で打席には 志水さん





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・





バコーーン!!





低めのボールを上手くすくい上げ、打球はそのままライトスタンドへ。




 シミズ:「まぁ、俺がちょっと本気出したら、こんなもんやろ」




志水さんの今季初となる2ランホームラン でプロパルジョンズは2点を追加します。




これで完全に立ち直った松岡さんは、


松オストレート、松岡ーブ、松オスライダー など、


多彩な球種を武器に打者を寄せ付けず、3回を零封、4奪三振。


初登板にしては、まずまずの成績を残し、マウンドを降ります。





その裏の攻撃。今度は、この男が本領を発揮します。


ヒットで出塁した松岡さんを一塁に置き、打席には 福島くん




「打撃にはあまり期待しないでください」と、7番に座ってはいましたが、


きっと心の中ではこう思っていたのでしょう。





 フクシマ:「松岡さん、投打に活躍してるな・・・。きっと、またハイライトにもいっぱい登場するんだろうな・・・。

       くそー。俺だってやればできるんだー!!」






(以下、訳)

 ソムリエ:「松岡さん、一塁でヘラヘラしやがって。きっと、また京アニに行ったこと思い出してるんだろうな・・・。

       くそー。なんで俺も連れていってくれなかったんだー!!」






けいおーーん!!






凄まじい気合が叩きこまれた打球は、レフトの頭上を高々と越えて行きました。


レフトにもフェンスがあれば、 余裕でホームランだった ことでしょう。



続く森くんは手堅く六球を選び、一死満塁に。



ここから、横江さんのセンター前ヒット、阪本くんのピッチャー弱襲ヒット、志水さんのライト前ヒットで1点ずつを追加し、


迎えるは、4番 中崎




 ナカザキ:「志水さんに先を越されてしまった・・・。だが、落ち着け。あんなものは ただのライトフライ だ。

       本物のホームランがどんなものか見せつけてやる!!」





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・





お母さーーん!!





完璧に捉えた打球は、放物線の頂点付近で柵を超える程の 特大グランドスラム


家に帰り、一番に母に報告すると、「よくやった」と渡した誕生日プレゼント以上に喜んでくれました。



これで完全に試合を決定づけ(というかだいぶ前に決まっていた)、最終回の守りへ。


最終回のマウンドへは 勝ち数を稼ぐため 、志水さんが上がります。(中日の吉見と同じやり方)




 シミズ:「松岡はなんとか抑えよったが、まだまだやな。俺との格の違いを見せつけとくか」





バシーーン!!





紐を付け替え生まれ変わった横江さんのグローブ に安定したストレートを投げ込みます。




 シミズ:「まぁ、俺がちょっと本気出したら、こんなもんやろ」




しかし、なんとか一矢を報いたい相手打者のやる気の前に、その驕りは禁物でした。





ぼこっ・・・!!





鈍い音を残し、打球はピッチャー、キャッチャー、サードの丁度真ん中に転がり内野安打。




 シミズ:「先頭バッターを出してしまった。だが、あんなしょうもない打球で俺に勝てると思うなよ」





バシーーン!!





続く打者を三振に切って取り、勢いづく志水さん。



しかし、調子に乗った志水さんは 最悪の戦法 に打って出ます。





ばこっ・・・!!





どっしりとした構えで一見長距離打者に見える相手打者に対し、


自慢のストレートをその脇腹にお見舞い します。



しかし、本大会の規定上デットボールはなし。つまり・・・、




 シミズ:「計画通り・・!!相手は弱っている。今しかない!!」




と、相手にダメージを与えた後、ピッチャーフライに打ち取りドヤ顔



きっとこのせいで 天罰 が下ったのでしょう。



続く打者に、またしても絶妙な内野安打を打たれ、一二塁。


さらに、続く打者に右中間を破られ、失点。



試合後、誰のせいでもないのに、




 シミズ:「あれ(絶妙な内野安打)はエラーやから、自責点ちゃう」




と喚いていましたが、 記録に厳しい松岡、横江、中崎 が一蹴し、自責点にしてやりました。





というわけで、久しぶりの野球を思う存分楽しみました。


次からは、決勝トーナメント。まだまだ、応援よろしくお願いします!!