Road to The Champion 第5話:「vs青木研」

by ηφβμ on 2012/06/02, 19:00


言っただろ。バカ野郎・・・



ザコはどいてろよ



―水戸洋平(スラムダンクより)







※ 今回は、実名で書きます。





予選リーグの初戦である


青木研Boltzmanns との試合を迎えた 斧研Propulsions




昨シーズンの決勝トーナメント進出チーム同士の決戦 (※1)であり、


予選リーグ突破に向けて大事な一戦である。






注目の Propulsions のスタメンは、


 1三 鈴木  
 2一 横江 (打率.333 打点4)
 3捕 間 
 4投 中崎 (打率.500 打点10)
 5遊 出口
 6二 福島 (打率.364 打点1)
 7右 阪本 (打率.111 打点1)
 8中 森   (打率.214 打点3)
 9左 初瀬
         ()内は昨シーズンの成績







Boltzmanns は昨シーズンの予選3試合の失点が わずか4点



緊迫した投手戦が予想されていたが、、、





鈴木

「あれ、なんか向こうのエースいないっすねー」







!!?







新監督森

「くっそー。ナメやがって・・

おめぇら、目に物見せてやれ!!」








ということで、 Propulsions の先攻で試合開始


先頭の 鈴木 が右バッターボックスへ。


鈴木

「去年の1番打率3割なんすか?しょぼいっすねー。

1番ってのはチームを勢いづけるためにいるんすよ??」







ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・








ドコーーーン!!






迷いなく振りきった打球は レフトオーバーのツーベース






これで一気に勢いに乗りたい Propulsions だったが、

2番 横江 、3番があえなく凡退。





エース不在とはいえ、 Boltzmannsの厚い選手層 が堅実な守備を見せ、


Propulsions に得点を与えない。





しかし、昨シーズン本塁打2、打点10でチーム二冠に輝いた不動の4番 中崎 が右打席へ。

きっちりライトオーバーのツーベースを放ち、鈴木をホームへ迎え入れ、1点を先制。







さらに2回。



福島 のセンターオーバー、 阪本 のピッチャー弱襲ヒット、

のライト線へのツーベース、 初瀬 のセンター前ヒットの4安打で2点。

さらに 鈴木 のサードゴロの間に1点を追加する。








投げては先発 中崎 が2回を零封し、ゲームの主導権を完全に握る。







続く3回、Propulsionsの攻撃は4番 中崎 から。


3回からマウンドに上がった相手投手は制球が定まらず5連続ボール(※2)

6球目も完全なボール球であったが、 中崎 はこれを わざと空振り


さらに続く2球もファールで粘り、カウント2-5。そして、






ドドドドドドドドドド・・・・・・









バコーーーン!!








まともに入った唯一のストライクを見逃さず捕らえた打球は、

センターバックスクリーン(という名の大木)上段に突き刺さる 今季第1号

こんな感じ↓











さらに、続く5番 出口 も初球を叩き、ライトオーバーのツーベース。

続く6番 福島 が六球で歩き、

7番 阪本 はあえなく三振に倒れるも、1死1・2塁。



ここで、打席には 監督森






「みんなが作ってくれたチャンス。ここで打たなきゃ男じゃねぇ」









ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・









ドゴッ・・!!








完全に詰まった打球 がファースト正面へ。


しかし、はファーストがベースを踏む前に1塁を全力で駆け抜け、内野安打に。



監督の激走に打線が奮起し、1死満塁から、


初瀬 のセンター前、 鈴木 横江 の連続ツーベースで、


この回 打者一巡の猛攻で一挙6点 をたたき出す。






3回裏からは 鈴木 がマウンドへ。


ノーアウトからランナーを出し、ピンチを迎えるが、



「ちょっと本気出していいっすか?」



続く打者を軒並み力でねじ伏せ、無失点で切りぬける。

こんな感じ↓
http://www.youtube.com/watch?v=LtycrgAgHck











味方のエラーもあり、4回に2点を失うも、

初登板で十分なリリーフを見せ、

相手に流れを与えず、試合を決定づけた。









最終回、14点差でマウンドには満を持して 横江 が上がる。





しかし、いきなり連打を浴びて、無死2・3塁。





「え?まさか14点差ひっくり返されたりせぇへんよな?」






味方を不安にさせるも、続くバッターをピッチャーゴロに打ち取り、

さらにファーストに入っていた 福島 の好判断もあり、

飛び出していた3塁ランナーもタッチアウト。






最後は、 「いい球だった」と相手打者をうならせるほどのストレート

アウトコース低めに投げ込み、三振でゲームセット。






Propulsions は初戦を勝利で飾り、


決勝トーナメント進出をぐっと引きよせた。










<<今日のエキサイティングプレイヤー>>



福島



4打席3打数3安打1四球 でチームの勝利に大きく貢献


さらには、好走塁、好守備でチームを勢いづけた。


彼の試合後の一言が、今日の活躍を物語った。


「今日のピッチャー打ちやすかったわー」








<<今日の珍プレー>>




5回表2死2塁、打席には 阪本









ドドドドドドドドドド・・・・・・











ボゴ・・!!








鈍い音を立てた打球は、ピッチャー前に。



誰もがアウトだと諦めた瞬間、奇跡は起こった!!













ドテ・・











何と 阪本 はバッターボックスから3、4歩走ったところで 転倒



これを見て焦ったのかピッチャーはなんでもないゴロをエラーし、


起き上った阪本は1塁を駆け抜けた。





試合後、阪本が一言。



「久しぶりにヒザすりむいたわー」





・・・そりゃそうだ







(※1)

Propulsions、Boltzmannsとも決勝トーナメント1回戦敗退


(※2)

「どうせストライクなんて入らんやろ」という運営側の計らいにより

6ボールで1塁への進塁が認められるという特殊ルールが採用されている


8 Comments

3番キャッチャー
6月 2, 2012 at 20:20

次こそは一個くらい打ちます。きっと。


 
元キャッチャー mとk
6月 2, 2012 at 23:09

初戦突破おめでとう。圧倒的やったみたいやね。

新戦力と旧戦力がうまくかみ合っているようでよかった。

優勝も目じゃないかも。



俺も出たいなあ・・・


 
3番手投手
6月 3, 2012 at 19:23

最後の1球は外角高めね.
どちらかと言えば,イムではなく,ファルケンボーグだね.全部直球だし.

珍プレーは本当に面白かったw
ありがとうございましたw


 
8番センター
6月 4, 2012 at 01:14

皆さんお疲れさまでした。
この調子でどんどん勝ちましょう。


 
Kenkichi
6月 4, 2012 at 22:49

うむ、僕の教え通りやってるようやな。感心感心。

このまま勝ち進んで、優勝しちゃって下さい。

以上、サインはいつもホームラン、Kenkichiでした。


 
6番セカンド
6月 7, 2012 at 10:54

今年は頑張って活躍します。
上位打線には入れないで。
期待されると打てません。


 
にせナカジ
6月 8, 2012 at 10:32

次戦は7月になる見込みです。
各自コンディションを整えて臨みましょう。

>> mとk さん
まずは練習に参加してくださいw


 
ぷるつー
6月 21, 2012 at 21:06

(´・ω・`)


 

© Students of the Propulsion Engineering Laboratory, Kyoto University.