Road to The Champion 第6話:「vs安達研」

by ηφβμ on 2012/12/13, 15:00


全力でおまえらを倒す・・・!!



― 牧紳一(スラムダンクより)








※ 今回も、実名で書きます。

※ また、ある程度フィクションです。





前の試合から半年余り。

北朝鮮のミサイルが衛星軌道に到達 した日の午後。



斧研Propulsions は、

決勝トーナメント出場をかけ、

安達研Biomechanics との予選リーグ第2戦を迎えた・・・!!



待ちに待った試合にテンション上がりっぱなしのナイン(特にM2)たち。




しかし、寒空に凍える体をさらに震え上がらせる事実が突き付けられる。





1)前の試合で1番打者を務めた 鈴木 が試合前日に急遽、帰郷。

(どこの外国人助っ人やねん!!)


2)前の試合で2番打者を務めたが盗んだバイクで事故り、DL入り。

(どこの尾崎やねん!!)


3)前の試合で5番打者を務めた 出口 がパチスロで手が離せなくなり、サボり。

(どこのは○やさんやねん!!)





Biomechanics に対して、

攻撃力8倍、守備力6倍 (対 Boltzmanns の戦績より算出)

の強さを誇る Propulsions も、

さすがにここまで戦力が削られると苦戦を強いられるのではないかと予想された。





そんな Propulsions (後攻)のスタメンは、


 1中 初瀬  
 2遊 森
 3投 横江 
 4一 中崎
 5右 阪本
 6三 平野
 7二 福島







中195日 という圧倒的休息を取り、 横江 が満を持しての先発登板。



守備陣の心配をよそに

初回、運動神経がよさそうな1番バッターを三振に切って取ると、

続くバッターも空振り三振。



3番バッターにはセンター前に運ばれるも、

4番を三振に仕留め、3三振で初回を無失点に抑える上々の立ち上がりを見せる。






1回裏、寒さに凍える Propulsions のスイングは鈍く、

1番 初瀬 、2番は連続三振。









・・・あれ、何だこの投手戦は??











そんな Propulsions ナインの動揺をこの男の一打が振り払う。



横江

「全球、フルスイングするわ」







ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・








ドコーーーン!!








完全に振り遅れていたが、フルスイングのおかげで ライトオーバーのツーベース


このランナーを4番 中崎 が三塁線を破るツーベースできっちり返し、 Propulsions が1点を先制。



波に乗りたい Propulsions だったが、


5番 阪本 が凡退し、初回は1点止まり。







それでも、今日の 横江 には、1点で十分だったかもしれない。


2回も2三振を奪い、三者凡退に切って取る。









横江 の好投を援護したい Propulsions の2回裏。


6番 平野 の内野安打を皮切りに、 打者一巡7者連続安打6得点 の猛攻を見せ、

試合の主導権を完全に握る。






この後も、 横江 はひたすら三振を奪い続け、4回までゼロ行進。


攻撃面においても4回に5点を追加。








もう完全に Propulsions の勝ちも決定的となり、

日差しも傾き始めた5回。














さぁ、皆様お待ちかね。


阪本劇場 の始まりです。








まずは5回表、

Biomechanics の先頭打者が、 横江 の速球を何とか打ち返すと、

打球はふらふらとライトへ。



この何でもないフライを、 阪本 見事にエラー し、 横江 に怒られる。


こんな感じ↓

 







そして、5回裏、

1死満塁と絶好の好機で打席に立った 阪本 は、またも奇跡を起こす。

2ストライクと追い込まれた3球目。







ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・









バコォ・・・!!









相手投手の投げたボールは 阪本 の頭上を通過し、バットを直撃。


 阪本 はピッチャーゴロに倒れる。

こんな感じ↓

 





最終回、

横江 が二者連続三振で2アウトを取り、勝利は目前。


しかし、ここで気が抜けたのか制球を乱し、続くバッターを歩かせると、

次のバッターの打球は、ライトへ。





不安な表情で打球を見送る 横江 の目線の先で、 阪本 はこれを 見事にキャッチ!!





ウイニングボールを掴み取った、 阪本 はドヤ顔。

こんな感じ↓

 








結局終わってみれば、

打っては23安打16得点、

守っては横江が2塁も踏ませず13奪三振完封
という

攻撃力無限大倍、守備力無限大倍

の強さを見せつけた Propulsions の圧勝。





これで Propulsions は、


2戦全勝得失点差30点 という


驚異的な戦績を残し、決勝トーナメントにコマを進めた。



4 Comments

7番セカンド
12月 13, 2012 at 16:19

新戦力がほとんど来られなかったので
心配でしたが、圧勝でしたね。

阪本くんにはいつも驚かされます。
もはやギャグですね。
これからも期待しています(笑)

中崎くん、忙しい中ブログの執筆お疲れ様。


 
mとk
12月 13, 2012 at 23:01

横江さんすげーな。
てか成績表見てワロタw どこのチートチームやw

あー、俺も出て-


 
seraph
12月 14, 2012 at 03:32

>mとk氏
次の試合が来年だったら出れるんじゃない?
僕の投球は去年投げたあなた達には遠く及びませんよ。
試合中にオーバースロー、サイドスロー、(1球だけ)アンダースローを投げ分けられたのは、楽しかったですw


 
真逆
12月 14, 2012 at 10:25

酒!飲まずにはいられないッ!(宇治にてひとり密かに祝杯をあげる阪本であった…)


 

© Students of the Propulsion Engineering Laboratory, Kyoto University.