めざせ推進研マスター！　～温泉旅行編～

推進研の恒例行事で最も大きなイベントが温泉旅行です。毎年冬が始まりそうな時期に、OBの方々も多数招待して温泉地へ出かけます。今年2011年は12月10・11日の1泊2日で温泉旅行が開催されました。その時のことを時系列順に綴ります。




今回は私がドライバーのひとり。ロウソクに灯るプラズマを眺めつつ「無事に旅行が終わりますように」と仏壇に祈ってから、家を発ちます。


今年の温泉旅行は浜松の舘山寺温泉が目的地。高速を使用するので、車に乗ってまずPICカード、間違えた、ETCカードをセット。続いてポケットに入れたもしものときのストッパ(ゲ◯止め)をチェック。準備OK。


浜松までは意外と近く、京都から大体3時間くらいです。ただ、先発隊・宇治に麻雀セットを取りに行き隊・後発隊とみんなバラバラに浜松へ向かたので、全員揃ったのは日も沈んだ頃でした。ホテルではかわいい女性従業員が出迎えてくれて、私の気分は自由噴流みたいに舞い上がります。（意味不明）


その後宴会場で食事をし、温泉に入ってから温泉旅行のメインイベント、部屋飲みが始まります。現役学生が一人ひとり自己紹介しながらOBさんと楽しく語り合う場です。


途中、ニュースなどで話題になっていた皆既月食を見るため空を確認しましたが、雲が濃くて見えませんでした。しばらく待ってもダメ。天橋立をしてももちろんダメ。英語で言うと Marude Dame、MDです。高校生とか言ってそうですね。

「今日テストどうだった？」「MD」

みたいな。（真夜中にはぎりぎり見ることが出来ました）


この日はオールナイトで飲みが続き、翌日。


朝起きて隣の部屋へ行くと、ハンドルネーム：ぷるつーが頭を抱えて倒れていました。昨日はあんなに元気だったのに、どうしたのでしょう。もしかしてエッチングされた基板深くに残るダメージみたいに見えない負担があったのでしょうか。「サケノミスギタ」とかうわ言をつぶやいています。


宴会場となった部屋も覗いてみたら、空になったビール缶が太陽電池等に応用されるナノワイヤみたいにたくさん整列していました。これでも例年より飲んだ数はかなり少ない方です。でも、この部屋の空気を気相診断したら、アルカホリックな成分がたくさん出てきそうです。


ホテルを出たあと、みんなでウナギを食べに浜松駅まで向かいました。やっぱり浜松といえばウナギですよね。白米の上に乗ったウナギの姿はエッチングされた基板の側壁に残る形状異常を想起させます。みんな同じ事を思ったでしょう。味はとにかくおいしいです。味の点数4.2くらいあげてもいいでしょう。CPは2.5くらいです。


これで私の温泉旅行は終了です。あとは帰るだけ。とは言え、帰るまでが温泉旅行です。気を抜いてはいけません。車に乗ってまずECRカード、間違えた、ETCカードをセット。続いてポケットに入れたもしものときのICPカード、いやぜんぜん違う、ストッパ(◯リ止め)をチェック。準備万端。


最後は眠気と闘いつつ、のろのろと京都に向かいました。かなりの安全運転で、ハンドルネーム：seraphの車を普通のエンジン搭載とすると、私のはマイクロスラスタ搭載といったところでしょうか。まあ、石橋を赤外吸収分光法して渡るともっぱら言われる私にとって、のろのろ運転はデフォですがね。（了）




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いかがだったでしょうか。鋭い方は気が付かれたでしょうが、実は上記の文章に含まれる赤字は推進研の研究テーマに関するキーワードだったのです！　温泉旅行の感想文が読めて推進研の研究のこともわかる、一粒で二度おいしい内容となっています。ごいす！！


万一気付かれなかった方はこちらを参照ください（ついでにこっちも見てね）。そしてもう一度はじめから文章を読んでみてください。1つだけ研究と関係のない赤字が混ざっています。


それがわかったら、あなたも推進研マスターだ！！