研究室対抗野球大会2011/2012.1.13 vs 王者 宮崎研!! ハイライト

京大推進研

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
142行: 142行:
  
 
プロパルジョンズは最終成績5位で大会を終了しました。
 
プロパルジョンズは最終成績5位で大会を終了しました。
 
 
 
さて、
 

2012年1月17日 (火) 03:33時点における版

「お前のミスは、最初から計算に入ってる。


  負けたのは俺のせいだ」

                                           流川 楓( 『スラムダンク』より )




運命は誰にでも変えられる。

そう、誰にだって簡単に・・・。



予選リーグを1位で通過し、

満を持して決勝トーナメントに駒を進めたプロパルジョンズ。

準々決勝の相手は、昨年度王者宮崎研リクルーターズ


予選リーグで稲室研バタフライズに敗れるも、

驚異的な粘りで決勝トーナメントに進出した。

何があっても最終的には勝ちあがる、

さすがは京大の就職担当を長に持つ研究室である。


それでも、プロパルジョンズのナインには微塵の不安もなかった。

試合開始30分前にはグラウンドに姿を表し、

入念な準備体操で身体をほぐすメンバーたち。


そのとき、ある1人の一言ガ全員を凍りつかせる・・・。


ざわ・・・


 佐藤さん:「そういや今日、志水来うへんらしいわ」



別に

川那辺さんのように学会に向けて実験を頑張っていたわけでも、

松岡さんのように修士論文を頑張って書いていたわけでもないのに、

志水さんが風邪でダウンしたそうだ。


3番ショートという主力を欠き、

戦力が一気にダウンしたプロパルジョンズ。


それでも、プロパルジョンズにはこの男たちがいる。


初回、1番横江さんが相手ピッチャーの速球をセンター前に弾き返すと、

守備の隙をつき、一気に2塁へ。


このチャンスに3番に入った松岡さんが2塁打を放ち、幸先よく先制。


リードは1点でもマウンドには中崎。

相手の抜け目ない打線にヒットを放たれながらも、

4回まで三塁を踏ませない力投で零封。


しかし、味方打線の援護もないまま、

相手の強力打線に徐々に体力を奪われ、迎えた5回。

満塁から、甘く入った球をセンターに運ばれ、逆転を許してしまう。


そして迎えた最終回。

「ここで、終わってしまうのか・・・。」

誰もが諦めかけたそのとき、打席にはこの男が。

 横江さん:「俺が必ず塁に出る。後は任せたぞ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

バコーーーーン!!

相手投手の速球はなんと横江さんの左腕を直撃。

宣言通り出塁した横江さんを1塁に置き、続く3番松岡さん。

 松岡さん:「俺の夏は終わらない。終わらせるものか」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

カキーーーーン!!

痛烈な当たりがサードを襲い、1死1、2塁のチャンスを作る。

そして、迎えるは4番中崎。

 中崎:「ここで負ける訳にはいかない。3万円が俺を待ってる」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

ボカーーーーン!!

執念の打球はショートへの内野安打となり、

またしても守備の隙を突いた横江さんが2塁から一気に生還。

土壇場で同点に追いつくプロパルジョンズ。

このまま予選リーグ初戦のような劇的勝利かと思いきや

ここは決勝トーナメント。続く打者は連続三振に切って取られ同点止まり。


その後、なんだかんだで結局10回に1点取られて、サヨナラ負け。

プロパルジョンズは最終成績5位で大会を終了しました。