研究室対抗野球大会2011/2011.7.17 vs 稲室研 ハイライト

京大推進研

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彼女達の雄姿を、日本中が固唾を飲んで見守ることだろう。
 
彼女達の雄姿を、日本中が固唾を飲んで見守ることだろう。
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  かくいう筆者も<font size="4"><font color="red">'''朝4時'''</font></font>に<font color="green">宇治</font>を出て家に帰り、見守った。
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  素晴らしい試合でした。なでしこ、ありがとう!!)
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2011年7月19日 (火) 03:41時点における版

「絶対に負けられない戦いがそこにはある。」



震災で傷ついた日本。その日本に再び勇気を与えている者たちがいる。


そう、 なでしこジャパン だ。


グループリーグ第三戦でイングランドに敗れ、予選は2位通過となったものの、

準々決勝では、優勝候補の開催国ドイツを延長戦の末、撃破。

さらに、準決勝では、スウェーデンに先制されるも、見事な逆転勝利。

そして、今夜、日本人として初めてW杯の決勝の舞台に立ち、

日本を破ったイングランドを破ったフランスを破った宿敵アメリカを迎えうつ。



そこはまさに 世界一 を決する場所。

彼女達の雄姿を、日本中が固唾を飲んで見守ることだろう。



(7月19日追記:

  かくいう筆者も朝4時宇治を出て家に帰り、見守った。

  素晴らしい試合でした。なでしこ、ありがとう!!)




さて、その運命のキックオフの約10時間前。

日本の片隅(宇治)にもまた、

絶対に負けられない戦いが存在したことを皆さんはご存じだろうか。



我らが航空宇宙工学専攻の野球界を長年リードしてきた研究室がある。

航空宇宙工学専攻 流体力学研究室 (通称 稲室研バタフライズ ) だ。

今年の研究室対抗野球大会では、昨年王者の宮崎研を難なく撃破するほどの実力で、

これまで、 航空一 の座を我が物にしてきた。



そんな彼らが、 斧研プロパルジョンズ のホームグラウンドである京大宇治グラウンドに現れた。



プロパルジョンズがするべき試合の準備を快く手伝い

また、プロパルジョンズが暑さに負けて、試合前のキャッチボールすら、ろくにせずにダラけている中、

淡々とキャッチボールをし、ノックで入念な守備の確認をしているその ストイックな姿 は、

まさに、 野球人の鑑


何て素晴らしい研究室なんだ。航空一というのも納得できる。

出来立てほやほやの( 大和田先生流に言うなら、「ふわふわしとる」 プロパルジョンズとは大違いである。



だが、プロパルジョンズも負けてはいられない。




なぜならこれは、航空一、いや、 宇宙一 を決める戦いだっっっっ!!




絶対に負けられない戦いはここにもある。

僕たちの雄姿も日本に勇気を与えられればいいのに・・・





プロパルジョンズの先攻で、試合開始。

(ここでもバタフライズは、じゃんけんで勝ったにも関わらず、 後攻を選ぶストイックさ を見せつける)



(ちなみに、この試合は練習試合で、1チーム6人ずつという変則的な状況で行われています。

 なので、攻撃中のチームの選手が守備に出てきたりします。)



プロパルジョンズの1番は森くん(以下、「モリスケ」 注[1])

モリスケは相手投手の速球を叩くも、あえなくキャッチャーフライ。

キャッチャーに入っていた中崎(以下、「ナカZ」:読みはナカズィ~ 注[2])に裏切られ、アウトにされます。



2番は松岡さん(以下、「マジ岡さん」 注[3])

速球をはじき返し、センターへのツーベースを放ちます。

日曜日の練習に皆勤するだけのことはあります。



続く3番、阪本くん(以下、「リア充」 注[4])がピッチャーゴロに倒れるも、

4番、福島くん(以下、「アニメソムリエ」 注[5])がフォアボールを選び、2アウト1、2塁。

5番、ナカZがライトへのヒットを放ち、マジ岡さんが先制のホームを踏みます。



打順は1番モリスケに戻りますが、モリスケはあえなく三振となり、スリーアウト。



1回裏、プロパルジョンズの先発は、マジ岡さん

ランナーを一人許すものの、キレのあるマジ岡ーブを武器に2アウトを取ります。



その時、宇治グラウンドにまばゆい光が降り注ぎます。


     ナカZ:「ま、まぶしい!何なんだ。この光は・・・」


     リア充:「センターの後ろの方からだ!」


 アニメソムリエ:「親方!空から人が!! 注[6]」


     ナカZ:「て、天使だっっっ」


   マジ岡さん:「まじでか~」


    モリスケ:「天使って何スか?? 注[7]」


そう!津田さんのコンサートを聴きに行って、遅刻した横江さん(以下、「大天使」 注[8])が降臨したのです。

(カンのいい人は、打順が5番から1番に戻ったところで、大天使の不在に気付いたでしょう)



大天使はリュックを背負ったまま、センターの守備位置に入り、直後の右中間への当たりを好捕し、スリーアウト。

きっと、津田さんの奏でる素敵な音色に、邪な心が清められたのでしょう。



2回のプロパルジョンズの攻撃。

先頭のマジ岡さんが自慢の胸板でボールをトラップし、1塁へ。

続くリア充がピッチャーゴロに倒れるも、

アニメソムリエナカZ大天使モリスケの4連打で、2点を追加し、

さらに、迎えるは、暇なときは高圧室で素振りをしているマジ岡さん

その痛烈な当たりがレフトを襲います。

しかし、レフトにはナカZの姿が。またしてもナカZの裏切りにより、完璧な打球もレフトライナー。

マジ岡さんはヒットを損して、とても悔しそうでした。


 マジ岡さん:「まじでか~」


その後、リア充のショート弱襲ヒットの間に3点目をもぎ取ります。



2回のマウンドには、大天使が降臨。


その初球、痛烈なライナーが大天使の右腕を直撃します!!


怒りをあらわにした大天使堕天使と化し、素早いフィールディングでバッターを抹殺しました。



その後、ヒットとフォアボールでランナーを許すものの、2回も0点に抑えます。



プロパルジョンズは3回にも、リア充の、ライトにある小屋直撃のツーベースで、

さらに1点を追加し、序盤で5点を勝ち越します。



3回以降の守りでも、マジ岡さんナカZモリスケがバタフライ打線を沈黙させ、完封リレー。



結局、5対0で快勝してしまいました。


 プロパルジョンズ一同:「航空一も大したことねぇな~」



しかし、その夜、銭湯に浸かり(おばちゃんいつもありがとう!)、

試合の疲れを癒して研究室に戻るモリスケ大天使ナカZの元へメールが、


   バタフライズ一同:「今日はありがとう。自分たちの未熟さに気がつきました。鍛え直してきます」


バタフライズ ハンパないストイックさ には頭が下がります。決勝トーナメントが楽しみだ。



というわけで、今日は稲室研と仲良く野球をし、マダンでご飯を食べました^^





  <<以下、文章中の注に関して>>


注[1]:森大輔。略してモリスケ。

注[2]:西武ライオンズの中島(なかじ~)をとても敬愛しているため。

注[3]:「まじでか~」が口癖。ナカZが指摘。

注[4]:そのまま。リア充爆発しろ!(笑)

注[5]:1月、4月、7月、11月に始まるアニメ第1話をとりあえず全て見ることから。

注[6]:宮崎駿監督「天空の城ラピュタ」冒頭のシーンより。

注[7]:shared⇒00その他⇒野球大会2011⇒2011.06.21⇒06和田.avi の6秒目付近より

注[8]:あだ名の「ヨコエロ」が天使の名前っぽいので。